老後生活は英語に挑戦 「ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本」

現職を退いて、老後の生活がはじまったとき膨大な時間があることに気が付きます。そんなとき今までできなかったこと、例えば英語の勉強をしてみるのはどうでしょうか?

英会話を習ってみたけれど、思うように上達できなかった人。
どうしても英文法というだけでしり込みしてしまう人。
ちょっぴり長い文になるともう何が何だかわからなくなってしまう人。
そんな挫折経験をもつ人がこの本を読んで「やっとわかった!」と喜んでいます。

それが今回紹介する「ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本」です。
この本は一時期ベストセラーになった有名な本ですが、当時だけじゃなく今の時代に読んでも変わらずわかりやすいです。
さすがベストセラーですね。

ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本


ビッグ・ファット・キャットの世界一簡単な英語の本

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著者:向山淳子+向山貴彦
絵  :たかしまてつを

本屋でとりわけ敷居が高く見えるのは原書のコーナーです。
原書に手を出すのはなかなか勇気のある行為で、自分の英文力を考えては手を伸ばすのを止めてしまいます。

しかしビッグ・ファット・キャットを読んだら、英文を読むことに力まなくて済むようになりました。
(とはいえ、この三年間くらい、自学としてDuo3.0(テキストとCD使用)や短文作成の練習はしてました)。

可愛いイラストと分かりやすい文章

ブルーベリーパイが好物の太った可愛らしいネコという楽しい設定が読む人を楽しい気持ちにさせてくれます。
でもこの本の最大の特徴は、あくまでも「読む」ということを重視して、英語の仕組みをわかりやすく教えているところです。
わかりやすさへのこだわりは、文法用語を使わない説明やイラストやデザインの細部にもうかがえます。

Aは「主役」の箱と例え、この箱に入るのは「人」「動物」「もの」「考え」であると説明しています

Bは脇役の箱です。Aが「何か」を行う相手。

その間をつなぐ右向きの矢印はAがBに「何をした」かを表しているのです。

たとえば、次の本のイラストと文章を見てください。。

こんな風にかわいらしいイラストと分かりやすい文章で、英語の文法ではなく「英語とはどんな仕組みか」を教えてくれるのがこの本が人気となった理由でしょう。

英語でいうところの S(主語)・V(述語動詞)・O(目的語) なのですが、そういった難しい語句を使わずに英語を感覚的に理解するように書かれています。もちろんこれは最初の簡単なほうで、本が進むにつれ高度な文章に挑戦することになります。

この本が一冊読めるころになると、簡単な文章が読めるようになっています。巻末にはお勧めする洋書が初級・中級等にわかれて載っています。


先日私もとうとうなにか原書読みしたいと、思い切ってポール・オースターのムーンパレスの原書を購入してみました。
さきほども少し読んでみたのですが、やはり英文は面白いのです。そして思いのほか自由なのだと、ビッグ・ファット・キャットに教えてもらったのです。
日本語にはない、英語ならではの微妙なニュアンスがそこにはあります。
英文という敷居の高さに気後れして、表現の面白さを楽しむということを考えていなかった気がします。
ビッグ・ファット・キャットのシリーズは、初心者の私にもこういった視点と勇気を与えてくれたのでした。

ビッグ・ファット・キャットの中にある『英語がこれだけ広まったのは世界一簡単な言語だから』の一文には、かなり力をもらいました。
たぶん、世界一簡単な言語ではないけど、『英語は難しくて無理』とは考えずに済むようになります

日本語すら崩れてる私に、英語も真四角に考えなくていい、と教えてくれたビッグ・ファット・キャットに、ありがとう、を言いたいと思います。

英語にまだ何か想いを残している方は、ぜひ一度手に取ってご覧ください。中古などでもかなり安く出ていますよ。

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